榎本牧場まで90km雪中ライド

実は今、転職のためのロスタイム中で1ヶ月ほどニート期間であり、そのニート期間も終わりに差し掛かり、「ラストにいっちょロングライドするか!」と思い至った。

というわけで先日、まだ雪も残っている中、榎本牧場まで90kmライドを決行した。

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冬の荒サイはまだ雪が残っていて、ところどころでヒヤリとはしたものの、全体的には充分に走れる状態だった。ただ、やっぱり寒さだけは厳しかったので、ジオラインのLWとMW(メリノウール)の重ね着をして、その上に7meshのジャージを着て走った。この装備であれば充分に寒さは凌ぐことができた。ちなみに下はraphaのセールで買ったレーパン(ショート)とユニクロヒートテックユニクロのスポーツパンツみたいな感じで、レーパンデビューをした。

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冬の平日荒サイは人が少なく、めっちゃ快適で、何が快適かというと、写真を取りやすい。普段は人が通ると写真を撮るのが恥ずかしくなる系です。

昼ごはんは高半で食べたかったんだけど、ブレーキの調整をしていたら1h出発が遅れた関係で、全然間に合わず、途中の秋ヶ瀬公園あたりで市街地に向かって、適当な蕎麦屋で昼食を食べた。

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味は可もなく不可もなし。ただ、窓が広くて、外が見渡せるため、自転車の盗難防止に良さげな店だった。ロードバイクだったらおすすめ。

そのあと、荒サイに戻ったんだけど、榎本牧場らへんの道って複雑だし、ぶっちゃけサイクリングロードがよくわからん。工事で通れない場所に加えて、雪で通れない箇所とかもあって、カオスになってた。仕方ないので、大通りにでて、マップを頼りに進んだ。

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榎本牧場に無事着いたときには、15時をまわっていて、客は俺一人だった。平日の冬でアイスバーンと残雪のなかジェラートを食べに来る客なんていないか。

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まあ気にせず暖かい店内でジェラートとホットコーヒーをいただいて休憩をする。天国のような時間。

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当然、家主たちにもきちんと挨拶をした。

f:id:tarrcycle:20180201084547j:plainどうでもいいけど、このミニブタの写真を嫁に見せたら、「なんと不細工な豚だ」と大爆笑していた。

 

帰りに田んぼのど真ん中で道に迷っていたら人生初のタチゴケを経験。あとからわかるのだけど、そのときに右側のエンドキャップがなくなっていた。かなしい。

この辺でスマホのバッテリーが切れたため、wahoo elemnt boltのマップを観ながら帰宅。wahoo elemntは通った箇所がマップ上で黒く線になるため、それをだいたい辿っていけば、もと来た道は簡単に戻れるので楽だった。ちなみに、この日は7時間ほどのライドだったけど、ライド後バッテリーが70%ほど残っていて非常に優秀だと思った。

また、レーパンもデビュー戦だったんだけど、なるほど、全く尻が痛くならなかった。これは必須と言ってもいいレベル。50kmオーバーを走るときは必ず履く事になりそう。

 

ニートラストにしては非常に充実した一日。やっぱり平日にみんなが働いているときに自転車ででかけるのは最高に最高だぜ。

話題のGPSサイコン、wahoo elemnt boltを買いました

ロードバイクを買って納車したのが2017年の年末。ロードバイクを買ってからさっさと買ったほうが良いものの中にサイコンがあった。クロスバイクにはcateyeの有線のサイコンを付けていて、速度と時間と距離だけを表示していたのだが、それがすごく良い。現在の状況がわかるし、今後の状況を予想して、脚を管理できる。そのサイコンに加えて、iPhoneでstravaを起動して、走行ルートを記録したり、google mapでナビをしたりしていた。

こういった使い方に加えて、ロードバイクならケイデンスと心拍くらいはみたいなと思い、それらを満たすサイコンとして、wahoo elemnt boltのセンサーバンドルセットを買った。wiggleで10日くらいで到着。43500円+関税(消費税)が1900円だった。結果、このサイコンは非常に良い。

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まず、速度センサー、ケイデンスセンサーは、簡単につながるし、そもそもサイコンのセットアップがものすごくシンプル。アプリからサイコンの画面に表示されるQRコードを読み込むだけ。あとはアプリ経由で設定をできる。やりたいことが簡単にできるというサイコンだった。

なぜこのwahoo elemnt boltにしたかというと、マップの存在が大きい。正直、サイコン業界全体として、ターンバイターンナビはまだまだ発展途上だと考えていて、これまでのサイクリング経験から、だいたいの方向と、大まかなマップが観たいと思うことが多かった。たとえば、次の橋をわたるとか、右側に大きな川が見えるとか。そういったことがわかれば、だいたい目的地につけるという感じだったが、google mapでそれをやってしまうと、電池が持たない。なので、マップがサイコンについている必要があった。マップが表示されるサイコンの中では最安だったのでelemnt boltにしたのだが、思った通りの機能を提供してくれた。

一度、ナビを頼りにパン屋に行ってみたが、ナビはナビできちんと機能していた。スマホでその場で指定した地点まで、連れて行ってくれた。ただ、ポタリングにせよ、ロングライドにせよ、あまりマップを注視しながら自転車を漕いだりできないし、細かいナビは結局無視してしまうので、おそらくナビを使うことはあまりなさそう。google mapで道を確認して、elemnt boltのマップでだいたいの目標地点を決めて、そこ目指して行く、という使い方になると思われる。あと、LEDでナビゲーションをしてくれるみたいな機能があるのだけれど、LEDは見づらいし、この機能別にいらない気がしている。

ただ、欠点を述べるならば、日本語がだめ。もう致命的にだめ。英語で使いたいけれど、現時点ではその方法がないっぽい(iPhoneを英語にすればいけるらしいが、iPhoneは日本語で使いたい)。日本語のダメさがどのような感じかというと、操作中に下記の様な画像が表示されることがある。

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この画像、ロングライド中に表示されたことが有り、当然まだライドを続けたいので、「乗りますか?」に対しての「はい」を選択した。そうしたら、そのライドの記録が終了してしまい、あとに戻ることができなかった。stravaの記録だけ、ファイルをいじってマージしたが、テンションだだ下がりである。おそらく英語だと「Finish ride?」みたいな感じなのかな?「いいえ」が正解。正直、日本語がだめすぎて、プロダクトとして使えないレベルだと思っている。ただ、ここは時間が解決する部分なので、気長に待つ。

荒サイから近いうどん屋「う道」がロードバイク乗りにおすすめ

東京は雪がものすごいことになっている。ロードバイクに乗りたいけれど、乗れない。しょうがないので、この間行ったうどん屋が素晴らしかったという話をする。その名は「う道」。

https://tabelog.com/tokyo/A1322/A132205/13176533/

 

場所は荒川サイクリングロード、ローディの聖地彩湖の近く。志村三丁目とかいう駅のそば。正直、何もない場所なんだけど、たまたまうどんが食べたくて検索をして見つけた。正直言って、非常にあたりだった。

 

何が良いって、窓が広く、店内のどこに座っていても、店の正面を見ることができる。つまり、ロードバイクをとめたときに、常に自分のロードを確認できるので、安心してランチを食べることができるのである。外から見た写真はこんな感じ。

 

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そして、味の方も申し分ない。うどんにうるさい僕でも満足の行く味。少々甘めだが、麺もうまく、天ぷらも美味い!そして、何より店員の対応も良かった。会計をして、出ていくとき、店員がみんなで挨拶をしてくれる。気持ちいい。こんな店は紹介するしかない。

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実際、ロードバイクでグルメライドをしたときって、結局バイクラックのある店を探してしまう。しかし、個人的には、外を見ることができるのかが重要な気がしている。そして、味が良ければ言うことなし。そんな条件を満たしている「う道」お試しあれ。

なぜロードバイクのペダルをSPD-SLじゃなく、SPDにしたのか

ロードバイクを買うに当たっての命題の一つとして、ペダルをSPDにするかSPD-SLにするかというものがある。初心者はSPDだの、どうせあとからSPD-SLにするから、最初からそうしとけだの、書いてある。ネットで調べると、大方SPD-SLにする方向で結論づく気がする。ちょっとまってほしい。僕はSPDにした。その理由を書く。

まず、大前提として、僕はより自由になるためにロードバイクに乗りたいということだ。レースには出ないし、やばいロングライドもしない。自分の趣味の範囲で、気持ちよくロングライドやグルメライドをする予定だった。より自由になるための過程で必ず輪行をするようになると思う。じゃあ、輪行をしようとしたときに、SPD-SLのシューズとの他にスニーカーを持って行くのか?そう考えたら、普通にSPDペダルとSPDシューズを買うことにした。SPD-SLにすることによるメリットは、走行性能の向上だと思うし、ロードバイクに乗る人達は、ほとんどがロードバイクに乗ること自体を目的に乗るから、それだったら走行性能重視でSPD-SLにするのだと思う。でも、自分の場合は、ロードバイクを組み込んだ体験そのものを重視したいので、そうしたら、輪行や、現地で歩くことの比重が重いと結論づいた。

 

僕が買ったペダルは上記の「SPDクリート付ペダル ブラック PD-A530-L」というやつで、片面がフラットペダルのものだ。なぜこれにしたかというと、最初の1ヶ月はロードバイクになれるためにスニーカーで乗ることにしたからだ。もし、別のSPDペダルに変えることになったら、クロスバイクでも使いやすいかと思った。 実際につかってみると、フラットペダルの使い勝手は全く問題なく、スニーカーでも普通に乗ることができた。当然SPDシューズでも乗ることができ、ビンディングの威力が感じられた。しばらくしての長期レビューもできたらとおもう。

SPDシューズを買いました

 

SPDシューズを買った。Y'sロードで12960円だった。買ったシューズは、シマノのME3のサイズ41。実際に試着してみて、問題なさそうだったのでこれにした。

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 ベルトのカチカチとする部分で走りながらも微調整することができる。幅広だし、軽いし、非常に良い。

実際にビンディングデビューしてみての感想だが、心配だったタチゴケはしなかった。1時間ほど荒川サイクリングロードを走ったらすぐに慣れた。最初は、勢い良く脚を振り下ろしていて、全然はまらなかったが、押し込むようにすることに気づいたら、ハマるようになった。

ビンディングシューズは、たしかに重要だと思った。ペダリングの自由度が上がる。引き足の効果は正直そんなに感じられないが、自転車との一体感が増えるし、コントロールがしやすくなる。パワーが伝わりやすくなってる感じがし、これまで向かい風などではどうしても遅くなっていたけど、ビンディングシューズにしたところ、風に対抗して力で頑張ることができるようになった気がする。

また、筋肉の別の部分を使うことも可能になっていて、ペダリング技術を向上させることで、今後、より速く、より遠くに行けるようになると感じた。

一方で、ビンディングシューズはやはり、わずらわしさもあり、フラペのときは気軽に降りて携帯で道を確認したり、水を飲んだりしていたけれど、なるべく自転車から降りたくなくなる。道を確認しなくなるし、ボトルで水を飲むようになる。そういった部分も面白く感じた。

 

自転車ブログをはじめました。

みなさんはじめまして、たーです。2年前にescape rx3というクロスバイクを買い、スポーツ自転車の魅力に取りつかれ、クロスバイクで長距離を走りまくり、果ては輪行しまなみ海道に行くなどをしているうちに、気づいたら2台目のスポーツバイクとしてlook765というロードバイクを買っていました。

このブログは、僕の自転車ライフを公開することで、僕の承認欲求を満たすとともに、最終的には、僕のもとに自転車野郎どもが集まってくると良いなという下心をいだきながら開設しました。ついでにtwitterアカウント@tarrcycleも作ったので、followして絡むと良いよ。