なぜロードバイクのペダルをSPD-SLじゃなく、SPDにしたのか

ロードバイクを買うに当たっての命題の一つとして、ペダルをSPDにするかSPD-SLにするかというものがある。初心者はSPDだの、どうせあとからSPD-SLにするから、最初からそうしとけだの、書いてある。ネットで調べると、大方SPD-SLにする方向で結論づく気がする。ちょっとまってほしい。僕はSPDにした。その理由を書く。

まず、大前提として、僕はより自由になるためにロードバイクに乗りたいということだ。レースには出ないし、やばいロングライドもしない。自分の趣味の範囲で、気持ちよくロングライドやグルメライドをする予定だった。より自由になるための過程で必ず輪行をするようになると思う。じゃあ、輪行をしようとしたときに、SPD-SLのシューズとの他にスニーカーを持って行くのか?そう考えたら、普通にSPDペダルとSPDシューズを買うことにした。SPD-SLにすることによるメリットは、走行性能の向上だと思うし、ロードバイクに乗る人達は、ほとんどがロードバイクに乗ること自体を目的に乗るから、それだったら走行性能重視でSPD-SLにするのだと思う。でも、自分の場合は、ロードバイクを組み込んだ体験そのものを重視したいので、そうしたら、輪行や、現地で歩くことの比重が重いと結論づいた。

 

僕が買ったペダルは上記の「SPDクリート付ペダル ブラック PD-A530-L」というやつで、片面がフラットペダルのものだ。なぜこれにしたかというと、最初の1ヶ月はロードバイクになれるためにスニーカーで乗ることにしたからだ。もし、別のSPDペダルに変えることになったら、クロスバイクでも使いやすいかと思った。 実際につかってみると、フラットペダルの使い勝手は全く問題なく、スニーカーでも普通に乗ることができた。当然SPDシューズでも乗ることができ、ビンディングの威力が感じられた。しばらくしての長期レビューもできたらとおもう。