話題のGPSサイコン、wahoo elemnt boltを買いました

ロードバイクを買って納車したのが2017年の年末。ロードバイクを買ってからさっさと買ったほうが良いものの中にサイコンがあった。クロスバイクにはcateyeの有線のサイコンを付けていて、速度と時間と距離だけを表示していたのだが、それがすごく良い。現在の状況がわかるし、今後の状況を予想して、脚を管理できる。そのサイコンに加えて、iPhoneでstravaを起動して、走行ルートを記録したり、google mapでナビをしたりしていた。

こういった使い方に加えて、ロードバイクならケイデンスと心拍くらいはみたいなと思い、それらを満たすサイコンとして、wahoo elemnt boltのセンサーバンドルセットを買った。wiggleで10日くらいで到着。43500円+関税(消費税)が1900円だった。結果、このサイコンは非常に良い。

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まず、速度センサー、ケイデンスセンサーは、簡単につながるし、そもそもサイコンのセットアップがものすごくシンプル。アプリからサイコンの画面に表示されるQRコードを読み込むだけ。あとはアプリ経由で設定をできる。やりたいことが簡単にできるというサイコンだった。

なぜこのwahoo elemnt boltにしたかというと、マップの存在が大きい。正直、サイコン業界全体として、ターンバイターンナビはまだまだ発展途上だと考えていて、これまでのサイクリング経験から、だいたいの方向と、大まかなマップが観たいと思うことが多かった。たとえば、次の橋をわたるとか、右側に大きな川が見えるとか。そういったことがわかれば、だいたい目的地につけるという感じだったが、google mapでそれをやってしまうと、電池が持たない。なので、マップがサイコンについている必要があった。マップが表示されるサイコンの中では最安だったのでelemnt boltにしたのだが、思った通りの機能を提供してくれた。

一度、ナビを頼りにパン屋に行ってみたが、ナビはナビできちんと機能していた。スマホでその場で指定した地点まで、連れて行ってくれた。ただ、ポタリングにせよ、ロングライドにせよ、あまりマップを注視しながら自転車を漕いだりできないし、細かいナビは結局無視してしまうので、おそらくナビを使うことはあまりなさそう。google mapで道を確認して、elemnt boltのマップでだいたいの目標地点を決めて、そこ目指して行く、という使い方になると思われる。あと、LEDでナビゲーションをしてくれるみたいな機能があるのだけれど、LEDは見づらいし、この機能別にいらない気がしている。

ただ、欠点を述べるならば、日本語がだめ。もう致命的にだめ。英語で使いたいけれど、現時点ではその方法がないっぽい(iPhoneを英語にすればいけるらしいが、iPhoneは日本語で使いたい)。日本語のダメさがどのような感じかというと、操作中に下記の様な画像が表示されることがある。

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この画像、ロングライド中に表示されたことが有り、当然まだライドを続けたいので、「乗りますか?」に対しての「はい」を選択した。そうしたら、そのライドの記録が終了してしまい、あとに戻ることができなかった。stravaの記録だけ、ファイルをいじってマージしたが、テンションだだ下がりである。おそらく英語だと「Finish ride?」みたいな感じなのかな?「いいえ」が正解。正直、日本語がだめすぎて、プロダクトとして使えないレベルだと思っている。ただ、ここは時間が解決する部分なので、気長に待つ。